このままでは、敬老会がなくなってしまう・・・その危機感から思い切った改革を考えました。私は幸い、地域での過去からの敬老会活動は全く知らなく、しがらみもありませんので、批判覚悟で改革に踏み切りました。
- 敬老会の中身について
- 昼食の廃止(お土産に赤飯等の食べ物準備)
- 式典の廃止(来賓あいさつ・物故者黙とうなど)
- アトラクションはプロにお任せ
- 当日の町内会長による出席チェックの廃止
- 事前準備について
- 全戸配布の案内・記念品はポストに入るものに変更し、消費期限のある食べ物配布は廃止
- 出席確認は、すべてハガキに変更
- 当日主演者の交渉
それまでの事前準備での町内会長さんの負担を大幅に削減、当日の運営スタッフは、200名から20名以下に削減することができました。
敬老会をアトラクション中心のイベントに変更することで大幅な人員削減と準備の手間が大幅に削減できました。この改革については、反対する声はほとんど無く、スタッフの方からは感謝、敬老会参加者の方からもプロの演目で楽しめると満足の声をいただきました。
ということで、参加者よし、スタッフよし、出演者よし という三方よしの敬老会改革は成功して、コロナ禍においても臨機応変の対応が可能となり、中止することなく継続することができました。これで、誰が敬老会の担当になっても持続可能な敬老会の標準形ができたと思います。