- 役員成り手不足
- 役員選出会での免除問題
- 役員の負担の大きさ
- 市P連という上部団体のあり方
役員選出会での免除問題(保護者よし)
それまでは、家庭の事情や持病のために役員免除を希望するときは、ほかの保護者の前でその理由を説明して、承認をもらう仕組みでした。・・・これって人権侵害になっていないの???
そこで改革! 免除希望者は事前にPTA担当教員へ書面で免除理由を申し出る、PTA担当教員は免除の可否を判断してPTAに連絡して、免除成立。本部役員はPTA担当教員の判断を最大限尊重する。
その際、免除理由は本部役員は聞かない。個人情報への責任が重すぎるため、法的にも守秘義務のあるPTA担当教員にお願いすることとする。
役員の負担軽減
運動会でのパトロールの廃止(保護者よし)
パトロール当番により我が子の競技・演技が見られない事象が発生していたので、正門にガードマンを配置するとともに、パトロール巡回は廃止し、各役員が応援席で待機して何かあれば本部へ電話連絡するような仕組みに変更。巡回の負担軽減とともに、我が子の競技・演技をゆっくりとみることができるようになった。
PTA広報誌の休刊(保護者・教員・子どもよし)
PTAからのお知らせが必要なときは、学校だより等に掲載を依頼することで、PTA広報誌を休刊する。役員負担軽減・教職員負担軽減・子どもたちの負担軽減を実現。なお、必要あがれいつでも広報誌が発行できるように休刊という位置づけ。
分団ごとの人権学習会を変更(保護者より、教員よし)
各分団ごとに行っていた人権学習会を、PTA全体で実施することに変更。人権学習の内容の質は保ちつつ、準備にかかっていた人数やスタッフ(保護者・教員)を削減し、人権学習担当者の負担を大幅軽減を達成。
運動会の前日準備の簡素化(保護者よし、教員よし)
運動会の前日準備は、教職員とPTA役員が行っていましたが、PTA役員は作業に不慣れなこともあり、作業説明などにより教職員の方々の負担がかえって増していた現状があり、教職員の方と相談してPTA役員の準備内容を大幅に削減。PTA役員の負担軽減と、スピーディーな前日準備ができるようになった。
PTA本来の活動についての優先順位を見直して、よりよい学校生活が送れるように取り組むとともに、負担軽減したことで、役員へのイメージも変わり始め、役員立候補が増えることにつながりました。
市P連問題については、次回へ続く